サロンの受付だった私がセラピストになったきっかけは離婚でした。経済的な不安も大きく、エリアマネージャーに相談したところ、フルタイムで勤務しなくてもいいからセラピストにチャレンジしようと提案してくださいました。子供が小さく子育てに手がかかるときは遅番の5、6時間だけの時短勤務で、進学などで少し多めに稼ぎたいときにはロング勤務で、都合に合わせて柔軟な働き方を会社が受け入れてくれたので非常に助かりました。はじめはタイ古式とバリニーズのみの担当だったのですが「ボディやフットもやれるようになると効率的にお客様を受けられるよ」とマネージャーがアドバイスをくださったことも経済的に自立していく上でとても大きかったと思います。
家事や育児をこなしながらセラピストの仕事を10年続けてこられたのは子供たちのサポートのおかげです。残業をしなくてはいけないときは、一番上の長男が晩ごはんの支度をやっておいてくれました。サロンで人手が足りないときには二番目の長女が受付のアルバイトをしてくれました。末っ子の息子も中学に上がってからはいろいろと手伝ってくれました。こうした家族のサポートのおかげで現在はサロンの現場リーダーに。手当もつくようになって収入が安定しました。一番の思い出は、ずっとがんばってくれた子供たちと自分へのご褒美に、ディズニシーのミラコスタに家族みんなで泊まったこと。子供たちから泣きながら「お母さんありがとう」と言ってもらえたとことは、今まで頑張ってきて本当によかったと思える瞬間でした。エーワンのおかげで一人でも何とか育てられた子供たちに、これからももっともっといい影響を与えられる毎日を送っていきたいです。
